ヤドキング おうじゃのしるし

シロガネやまを目指して旅を続けるサトシ一行は今にも干上がりそうな湖に辿り着く。考古学者の親子アリスとテレス教授によれば地震で出来た岩盤の裂け目から水が漏れ出して水位が下がり、この辺に棲むヤドンやヤドランたちが元気を失っているという。近くにあるヤドキング伝説の壁画によれば1匹の特別なヤドンがおうじゃのしるしでヤドキングとなってヤドンたちを楽園へと導くという。しかしヤドンたちがおうじゃのしるしに近づこうとしても辿り着く前にシェルダーにしっぽを噛まれてヤドランに進化してしまう。このままではヤドンたちが生きていけなくなってしまうと涙を浮かばせるアリスを見たアーサー（アリスと幼い頃から一緒に過ごしてきたヤドン）はシェルダーの噛みつきをかわし、ついにおうじゃのしるしまで辿り着く。そしてアーサーはヤドキングとなってヤドンたちを楽園へと導いた。アーサーもアリスに別れを告げて楽園へと消えて行くのだった。